マーク・ボールズ × ケリーサイモン 月刊「カンフェティ」インタビュー記事

皆さん、こんにちは!

 

月刊「カンフェティ」に掲載されたマーク・ボールズとケリーサイモンのインタビュー記事を転載します。

 

転載の許可をくださったカンフェティのご担当者さま、ありがとうございます!

 

まずはマーク・ボールズ、そしてケリーサイモンの順に、お読みください。

 

5月のツアーに向けて、僕たちも期待が高まります!

 


トリロジー復刻ジャパンツアー実行委員会

 


 

マーク・ボールズ(Mark Boals)
イングヴェイ・マルムスティーンの名盤『トリロジー』を完全再現する夢のライブ!

「今まで日本でやったどのコンサートよりもエキサイティングになるよ!」

ロック好きなら誰もが知る超絶技巧ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーン。その彼が86年に発表したアルバム『トリロジー』は、卓越したテクニックと楽曲のクオリティを両立させた名盤として人気が高い。リリース当時の来日公演も大盛況だったが、アルバムを大きく特徴付けたボーカリスト、マーク・ボールズは残念ながらバンドを離れており、多くのファンが待ち望んだ歌声を聴くことはできなかった。しかし、あれから33年を経た今、マーク自身による『トリロジー』完全再現ライブが日本で実現することになった。

 

「あのアルバムでのイングヴェイの演奏は本当に素晴らしい。当時、彼のように弾くギタリストは他に誰もいなかったね。そして僕にとっては、あれがシンガーとしての初レコーディングだったから、自分は歌えるってということを証明しようと必死だった。最初に録音したのは、アルバム1曲目の『ユー・ドント・リメンバー』。初めてのスタジオで肩身の狭い思いをしながらも、周りに立ち向かうようなつもりで歌ったら、思っていた以上に良いテイクが録れたんだ。そして他の曲も、その調子で楽に歌うことができた。イングヴェイは自分のギターにしか関心がなかったから、あまり口出ししてこなかったけどね(笑)」

 

そう話すマークにとっても特別な1枚と言える『トリロジー』。今回のツアーの幕開けを飾る東京公演2デイズでは、アルバムの完全再現に加え、イングヴェイが84年〜88年に発表した楽曲のベストセレクションをマークのボーカルで披露するという夢のような内容となる。そして、イングヴェイのキャリアの中でも最高難度と言われるギターに挑むのは、プロも衝撃を受けるほどのテクニックとスピードを誇るケリーサイモン。

 

「ケリーは非凡なギタリストだ。ずっと前にラジオ番組で彼の曲を聴いて、一緒に組みたいと思っていた。人間的にもナイスで、彼のことを尊敬している。絶対に楽しいツアーになると思うよ」

 

今回が12年ぶりの来日というマークは「日本のファンは世界一」と力を込めながら、ライブへの期待を高める。

 

「日本のファンは一番誠実だし、エネルギッシュだ。今度のツアーは、僕が今まで日本でやったどのコンサートよりもエキサイティングなものになると確信している。みんなに会えるのを本当に楽しみにしているから、必ずコンサートに来てくれよ!ロックするぜ!」

 

(編集・文:西本 勲 翻訳・インタビュー:ショーン・ツジイ)

 

PROFILE マーク・ボールズ/1958年アメリカ生まれ。サヴォイ・ブラウンやテッド・ニュージェントを経て、1985年にイングヴェイ・マルムスティーンのバンド=ライジング・フォースへ加入。自身の初レコーディングとなるアルバム『トリロジー』(86年発売)でリードボーカルを務める。その後、脱退~再加入を経て計6枚のアルバムに参加。自身のソロアルバムは、1998年の『イグニション』など3枚をリリースしているほか、2作目のソロアルバムに参加したトニー・マカパイン(ギター)らとリング・オブ・ファイアを結成し、ライブ盤を含む5枚のアルバムをリリース。さらに、ウリ・ジョン・ロート(ギター)との共演や、ロイヤル・ハントへの参加(2007年~ 11 年)など、ハードロック/ヘヴィメタル界で確かな存在感を放ち続ける。2014 年からはFoundry のボーカリストとして活動中。今回の『トリロジー完全再現ライブ』では、マークとケリーサイモンのほか、イタリア人キーボーディストのミステリアと、ケリーサイモン率いるKelly SIMONZ’s BLIND FAITHからKaz Nakamura(ベース)とYosuke Yamada(ドラム)が参加する。

 


 

ケリーサイモン(Kelly SIMONZ)
『トリロジー完全再現ライブ』で、“ 本人以上!?” の技巧を聴かせる超絶ギタリスト

「諦めないで続けてきた結果、こういう機会をいただいたのは夢のようです」

マーク・ボールズの『トリロジー完全再現ライブ』でギターを弾くのは、日本在住の超絶ギタリスト、ケリーサイモン。イングヴェイの曲を弾くときは、本人以上にイングヴェイらしく演奏できると定評があり、自身もイングヴェイからの大きな影響を公言している。

 

「僕が高校時代、最もギターを練習したアルバムが『トリロジー』です。毎日のように聴き、細かい部分を何度も聴き返して自分の演奏と比べていました。そこには常に、マーク・ボールズという強力なシンガーの歌声が流れていたのです。来日公演のチケットもすぐに手に入れて、彼らが日本に来るのを心を躍らせて待ち侘びました。でもコンサートの当日、目の前に現れたシンガーはマークではありませんでした……。僕は、なぜ日本に来てくれなかったんだという思いに駆られ、マークが参加していたUSツアーのブートレグを買い漁りました。彼のボーカルは、イングヴェイの神憑ったギターに負けない、神の声だと感じていたからです。その後マークは様々なバンドに加入し来日もしていますが、やはり僕にとっては、最強のシンガーは最強のギタリストとの化学反応がなければいけないと改めて感じるばかりでした」

 

そんなケリーは、今回の出演をオファーされた驚きを「何かのドッキリではないかと思いました(笑)」と話す。

 

「もちろん断る理由はありません。今は自分自身の音楽活動をしていますが、今回ばかりは17歳の頃に戻って、マークのために、そしてそれを望んでいる皆さんのために、徹底してイングヴェイになりきったプレイを目指します。なぜなら、僕自身も観客だったらそうしてもらいたいから。もちろんマークの歌声だけでも素晴らしいですが、やはりイングヴェイの楽曲とギタープレイがあってこそだと思うので、僕はそこにこだわりをもって、当時本人でもなかなか再現できていなかったメロディやトーンのイメージを崩さないようにプレイするつもりです。僕らの世代でイングヴェイに魅了された人間なら、観ないと一生後悔するライブになると思います」

 

そしてインタビューの最後に、ケリーは次のように付け加えた。

 

「『トリロジー』発売から33年、こういう機会をいただいたのは夢のようです。高校生の頃の自分にこう言ってあげたいですね。〝やりたいことを諦めずに続けていれば、必ず良いことが起きる。それを信じて頑張ってくれ〞と」

 

(編集・文:西本 勲)

 

PROFILE ケリーサイモン/ 1970 年大阪生まれ。14 歳でギターを始め、17 歳でラウドネスのオープニングアクトに抜擢。高校卒業後、ハリウッドの音楽学校MI(Musicians Institure)に入学。帰国後の1998年にリリースした自主制作アルバム『Sign Of The Times』は、約1万枚のセールスを記録。翌年、ソロ名義の『Silent Scream』でメジャーデビューを果たす。2002年、Kelly SIMONZ’s BLIND FAITH名義の2ndアルバム『The Rule Of Right』を世界リリース。2003年よりESP/MIジャパンの特別講師に就任。2005年からは名古屋コミュニケーションアート専門学校(現:名古屋スクールオブミュージック専門学校)の講師も務め、後進の育成に貢献する。2009年発売の『超絶ギタリスト養成ギプス』(リットーミュージック刊)を皮切りに数々の教則本/DVDを手がけるほか、ギターメーカーのデモンストレーターとしても活動。2012 年からはソロ活動と並行して、トリオ編成のKelly SIMONZ’s bAd TRIBEと、メンバーを一新したKelly SIMONZ’s BLIND FAITHを本格的に始動。CDのメジャーリリースや海外公演など精力的な活動を展開中。

 


 

JAPAN TOUR 2019 SCHEDULE
5月22日(水)DAY1 東京キネマ倶楽部(東京)
5月23日(木)DAY2 東京キネマ倶楽部(東京)
5月26日(日)鹿児島キャパルボホール(鹿児島)
5月28日(火)新潟 LOTS(新潟)
5月30日(木)梅田バナナホール(大阪)
5月31日(金)名古屋 ell.FITSALL(愛知)

チケットのお求めは、
Confetti(カンフェティ)
http://confetti-web.com/trilogy_markboals
0120-240-540*通話料無料・オペレーター対応
(受付時間 平日10:00~18:00)

明日からプレイガイド3社でもチケット販売が開始されます✨
●オフィシャル1次先行:2019年4月5日(金)18:00〜4月14日(日)23:59
※抽選にて一人4枚まで
ぴあ:https://w.pia.jp/t/markboals-of/
ローソン:https://l-tike.com/markboals
イープラス:https://eplus.jp/markboals-of/

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